7月1日㈯ 須賀義一 公開保育研修会  

本イベントは終了しました。

 

テーマ

「自主性・主体性」の保育の理解実践

須賀義一氏より
みなさんは「私は保育士として高い専門性を持った保育をしています」と自信を持って言い切れるものをお持ちでしょうか?
また「そのためにこういった配慮や取り組みをしています」と具体的に伝えることができるでしょうか?
 
いま明らかに「専門性の高い保育」が必要とされる時代になっています。
しかし、保育の現場ではなにをもって専門性とするのか暗中模索しているのが実際の所ではないでしょうか。
保護者のニーズに応えることが保育の専門性なのだと解釈してしまっている向きもあります。
しかし、それは「保育」そのものの専門性ではありません。
 
 この研修では、実際の子供への関わりにおける「保育の専門性」を明確に提示し、それを実践レベルで日々の保育で行えることをお伝えします。
例・子供が一番伸びるときは?
 ・指示する保育から子供が自主的に動く保育へ
 ・自主性を尊重した言葉がけ
 ・保育の原点、基礎になることとは?
 ・「援助の保育」とは?
 ・「ダメ!」を言わない保育を考える
 ・事例:モノの取り合い 保育者はそのときどうすればいい? etc.
 

保育の専門性をあげていくことは単に保育の向上だけでなく、保育者個人のレベルでは職業における「自己実現」「自己肯定」といった満足感を高めていくことにつながります。

組織としては、保育士のモチベーションの向上、定着率向上(離職者の軽減)、職員間の人間関係の安定、事故やトラブルの減少、保護者からの信頼・安心・満足感の向上、クレームの減少などにつながっていきます。
 
保育の実践を踏まえて、そこから日々の保育でできる関わり方をお伝えします。

また、その背景にある理念も保育の具体的なお話とからめてお伝えするので、保育を勉強中の方からベテランまで幅広く学ぶことができます。

【研修会のお申込をされた方へ】

◆12時30分~14時30分  質問・相談会(無料)をいたします。

セミナー内の質問や、また皆さんが悩んでいる難しい子への対応のしかたなどの相談にお答えします。

園内研修についてのご相談も、こちらで受け付けます。

 

須賀義一 プロフィール・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
大学時代はドイツ哲学を専攻。人間に携わる仕事を目指し、男性としてはまだ珍しかった保育士(当時は保父)資格を取得する。
2009年「保育士おとーちゃん」として、自身の保育士としての経験、また専業主夫として育児をしてきた経験を元にブログ『保育士おとーちゃんの子育て日記』を開設。現代の子育てに合った具体的な関わり方を伝え、多くの人からの子育ての悩み相談にも応える。
著書『保育士おとーちゃんの「叱らなくていい子育て」』『保育士おとーちゃんの「心がラクになる子育て」』(ともにPHP研究所)を出版し、現在は、子育てアドバイザーとして、講演、保育研修、育児相談、コラム執筆、監修等をしている。