「○○メソッド」
企業の人材育成の方法(メソッド)を「○○メソッド」と称して教えて下さった先生がいます。
① 何をおいても定着優先。5年かかって経営者と脳がやっと連結する。どんなに仕事ができなくても、定着優先。最低でも3年。時間が重要。
② 減点主義から加点主義にする。ゼロベースで考える。
遅刻しなかったら+5点。休まなかったら+10点・・・・。
③指摘する事項は10分の1。それも、本人の成長がまがりそうな事柄だけ。うっかりミスは叱らない。委縮させてはいけない。萎縮病は不治の病。職場を変えない限り治らない。
いいことをお聞きしたので(*^^*)
保育士に当てはめて考えてみました。
①何をおいても定着優先。
うん・・・そう思います。求人広告費は馬鹿になりません(笑)
ただ、資質を欠く保育士(これにはいろいろ意見がありそうですが)のもとでは、子どもの身体的・精神的安全が危険かもしれないです。
②減点主義から加点主義。ゼロベースで考える。
いいですね・・・・プレッシャーが軽減して子どもと向き合えそうです。そしてこどもにも優しくなれそうです。でも仕事休んで他のスタッフに負担がかかったとしても、やさしく受け入れてくれるようにするにはどうしたらいいでしょう(笑)
③指摘する事項は10分の1.それも成長が曲がりそうな事柄だけ。
・・・・萎縮病、ほかの仕事で経験あります(´;ω;`) 指摘・罵声はつらいものです。ミスをミスと本人が気づいていないと、ヒートアップ必至です。
もし保育現場でミスに気づいていないすると、事故やケガなどのリスクが増しそうです。少なくともヒヤリハット事項はもれなく共有したほうが良いと思います。
???
どうしましょう。このように、一つ一つに引っかかってしまいました。先生は、おそらくどんな職種であっても適用できる育成メソッドだという思いで語って下さったにもかかわらず。。。です。
たぶん私の感じた感想を、保育現場の方はほぼ抱くだろうと思います。①②いずれも子どもの生命に直結しかねないので、上司や事業者の立場なら「長い目で見て」成長を待つのはストレスが大きいと思うのです。③についてはチームで働くとなると同僚との関係も当然生じます。そして同僚にはこれまたいろんな人がいます。
でも( *´艸`)
①から③を保育現場で担保する具体的な方法、確かにありますよね。
「○○メソッド」作ってみます?